満足できるバッグを求めて
「上質でシンプルなデザインのバッグが欲しい。」
そんなふとした思いがきっかけでした。
普段使いを重視するなら、ななめがけで両手が空くボディバッグが良いかもしれない。
そう考えて店舗やネットで探しても、「これだ」を思えるバッグが見つからない。
ハイブランドには気になる製品もあるが、力が入りすぎているような気もする。
小物を入れるバッグとしてはどの製品も十分な機能をもっているし、
使い勝手に不満を感じることはないだろう。
でも心が動かない、欲しいと思えない。
「これがいい!」と思えるバッグ。
デザインと上質感にワクワクするバッグ。
所有することで心が満たされるバッグ。
触れたり、眺めたりして愛着を感じられるバッグ。
そんな自分が使いたくなるようなバッグを創れないか?
GEMERボディバッグの開発はここから始まりました。
「天然石」がコンセプト
2018年6月 理想をかなえるバッグの検討を開始しました。
100種類を超えるバッグやジュエリー、家具、自動車などのデザインを研究して2ヶ月。
立体としてのフォルムがシンプルで美しい「天然石」をモチーフとするコンセプトにたどり着く。
検討初期のデザイン案
プロジェクトの検討初期は一般的なボディバッグの延長線上にあるデザインしか生まれず、暗中模索の日々が続いた。
通常、バッグのデザインで用いられるデザインスケッチでは立体の表現に限界があるため、
自動車や工業製品の開発に用いられるクレイモデル(粘土でのデザイン)を作成し、
立体的な造形のブラッシュアップを繰り返しました。
2018年11月 ついに基礎となるクレイモデルが完成。構想から5ヶ月が経過していました。
クレイモデル(A)
クレイモデル(B)
製品化不可能と言われたバッグ
「理想をかなえるデサインの方向性は決まった。試作品を作ってもらってブラッシュアップしよう。」
そう考えて革製品の職人に試作品を依頼するもプロジェクトはすぐに頓挫しました。
「こんな特殊な形状のバッグ、どうやって作るのか見当もつかない。」
「むりむり、革でこんな複雑な形のバッグは絶対につくれない。」
その道何十年の経験ある革職人たちの意見。
デザインを渡しても無視されたり、何週間も経ったあとで断られたり。
職人は高度な技術を持っています。
それゆえに実現が難しい仕事を瞬時に見抜き判断してしまう。
しかし、中には難題に立ち向かうことが矜持だと考える職人がいます。
断られ続けたその先に、そんな職人との出会いがありました。
構想から1年3ヶ月
2019年1月 型紙を何度も作り直し試作品の第1号が完成。形にすることで見えてくる様々な問題点に向き合い、無数の試作品を経て妥協の無い仕上がりに追い込んでいく。
2019年4月 形状やサイズ、ディティールのブラッシュアップを経て試作最終版が完成。
その後、カラーの選定と革素材の調達を行い、ついにお客様に販売できる商品が完成。
2019年9月 構想からはや1年3ヶ月。GEMERが産声を上げた瞬間でした。
BODY BAG / CRISTAL NAVY
GEMER(ジェマ−)というブランド名は、立体としてのフォルムがシンプルで美しい「天然石」を商品デザインの参考にした経緯から、GEM(カットして磨かれた宝石)をベースにした造語です。
満足できるバッグを求めて
「上質でシンプルなデザインのバッグが欲しい。」
そんなふとした思いがきっかけでした。
普段使いを重視するなら、ななめがけで両手が空くボディバッグが良いかもしれない。
そう考えて店舗やネットで探しても、「これだ」を思えるバッグが見つからない。
ハイブランドには気になる製品もあるが、力が入りすぎているような気もする。
小物を入れるバッグとしてはどの製品も十分な機能をもっているし、
使い勝手に不満を感じることはないだろう。
でも心が動かない、欲しいと思えない。
「これがいい!」と思えるバッグ。
デザインと上質感にワクワクするバッグ。
所有することで心が満たされるバッグ。
触れたり、眺めたりして愛着を感じられるバッグ。
そんな自分が使いたくなるようなバッグを創れないか?
GEMERボディバッグの開発はここから始まりました。
「天然石」がコンセプト
2018年6月 理想をかなえるバッグの検討を開始しました。
100種類を超えるバッグやジュエリー、家具、自動車などのデザインを研究して2ヶ月。
立体としてのフォルムがシンプルで美しい「天然石」をモチーフとするコンセプトにたどり着く。
プロジェクトの検討初期は一般的なボディバッグの延長線上にあるデザインしか生まれず、暗中模索の日々が続いた。
通常、バッグのデザインで用いられるデザインスケッチでは立体の表現に限界があるため、
自動車や工業製品の開発に用いられるクレイモデル(粘土でのデザイン)を作成し、
立体的な造形のブラッシュアップを繰り返しました。
2018年11月 ついに基礎となるクレイモデルが完成。構想から5ヶ月が経過していました。
製品化不可能と言われたバッグ
「理想をかなえるデサインの方向性は決まった。試作品を作ってもらってブラッシュアップしよう。」
そう考えて革製品の職人に試作品を依頼するもプロジェクトはすぐに頓挫しました。
「こんな特殊な形状のバッグ、どうやって作るのか見当もつかない。」
「むりむり、革でこんな複雑な形のバッグは絶対につくれない。」
その道何十年の経験ある革職人たちの意見。
デザインを渡しても無視されたり、何週間も経ったあとで断られたり。
職人は高度な技術を持っています。
それゆえに実現が難しい仕事を瞬時に見抜き判断してしまう。
しかし、中には難題に立ち向かうことが矜持だと考える職人がいます。
断られ続けたその先に、そんな職人との出会いがありました。
構想から1年3ヶ月
2019年1月 型紙を何度も作り直し試作品の第1号が完成。形にすることで見えてくる様々な問題点に向き合い、無数の試作品を経て妥協の無い仕上がりに追い込んでいく。
2019年4月 形状やサイズ、ディティールのブラッシュアップを経て試作最終版が完成。
その後、カラーの選定と革素材の調達を行い、ついにお客様に販売できる商品が完成。
2019年9月 構想からはや1年3ヶ月。GEMERが産声を上げた瞬間でした。
ブランド名に込めた想い
GEMER(ジェマ−)というブランド名は、立体としてのフォルムがシンプルで美しい「天然石」を商品デザインの参考にした経緯から、GEM(カットして磨かれた宝石)をベースにした造語です。
GEMには「特別なもの」「すばらしいもの」という意味もあります。
いつものお買い物のとき、街を歩いているとき、大切な方と食事を楽しんでいるとき。
何気ない日常に、ほんの少し満たされる「何か」を届けられたら。
天然石にインスパイアされた多面体のレザーバッグ
GEMER(ジェマー)
そんな想いをブランド名に託しています。